2021-06-07 第204回国会 参議院 決算委員会 第9号
次に、平成十一年の鉄道事業法の改正による規制緩和で、鉄道事業者が届出だけで地方のローカル線を廃止できるようになった問題です。
次に、平成十一年の鉄道事業法の改正による規制緩和で、鉄道事業者が届出だけで地方のローカル線を廃止できるようになった問題です。
ただし、これは地方経済活動を支えているインフラでもあるし、先ほど申し上げたように、勤労者が工場に働きに行く、会社に働きに行く、パート労働者の方が日中出ようと思ったら、ローカル線が減便になっていて帰ってこられないとか、子供が学校から帰ってくるのに間に合わないとか、やはりこういった不都合もこれから生じてくるだろうなというのは容易に想像できます。
これは致し方ない面も長期旅客の減少というのであるんですが、そこから、地域の交通を支えるローカル線、ここがダイヤ改正に合わせて減便を百三十本行いますよということを西日本が発表いたしまして、大きな波紋を呼んでおります。
要するに、都市部で感染者が増えて、地方は頑張って、感染者を毎日一桁とかゼロに抑えて感染が出ないようにみんな気をつけて頑張っているのに、JR西日本という都市部も含む会社全体で、コロナのせいで減益になったから、地方のローカル線が狙い撃ちされて、地方から間引かれていく。
これ以上ローカル線が廃止されていくと、幾らここの地方創生特別委員会、特別委員会をつくって人口減少問題に取り組んでいても、ローカル線がなくなったらもうとてつもない影響で、やはり人が住めなくなりますから、郵便局も同じなんですけれども、国土交通省に対して、鉄道事業法の改正をされる気はないか、伺いたいと思います。
これ、十年、東日本大震災からたちましたけれども、全国の、先ほど第三種、第四種の踏切を抱えている地方ローカル線多くあると思いますけれども、今ここのところについては改善状況についてどんなふうになっているか、お聞きをしたいと思います。
その支援対象は、鉄道施設等の整備やローカル線等の維持、存続などの鉄道事業であるべきです。 政府提出の改正法案は、こうした施策が盛り込まれる一方で、JR二島貨物会社への無利子貸付けを廃止し、金融機関が行うJR二島貨物への経営基盤強化のための資金の貸付けに対して、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構が当該金融機関に利子補給金を支給することができるとの新たな規定が盛り込まれています。
このローカル線、JRさんでも、西日本のローカル線あるいは中国地方のローカル線、大変厳しい状況になっています。この鉄道関係についてどのように捉えているか、お答えをいただきたいと思います。
ただ、様々な社会の変化というのが予想もされるし、どうなるかというのはまだ分かり切っているわけではございませんけど、いずれにしても、鉄道路線は、ローカル線も含めて、地域の国民生活、また経済社会活動においては不可欠のインフラでありますから、これを絶対潰すことはできないという思いで国政に取り組んでいるところでございます。
第一種化を進めていけばいいんでしょうけれども、例えば地方のローカル線を含め、経営的に厳しいところもあります。三セクもあります。こういったところが全部、第四種踏切を第一種にできるのかというと、難しいところもある、経済的にも大変ということだと思います。
JR北海道、JR四国及びJR貨物のJR二島貨物会社への国による支援を継続し、経営基盤の強化を図る必要があることは言うまでもありませんが、支援の対象となる事業は、安全、安心の運行を支える鉄道施設等の整備やローカル線等の地域公共交通路線の存続、維持など鉄道事業に対して行われるべきです。
○赤羽国務大臣 九州、特に熊本地方を毎年のように豪雨災害が襲って、JR九州のある意味でローカル線、観光線とか地元の皆さんの通勤通学を支えていただいているものが大変被害を受けているというのは、これは真剣に受けとめていかなければいけないと思っておりますが、ちょっと、今、御質問の中で、JR九州に対しての法令適用がないというお話でしたが、これはそうではありませんで、鉄道軌道整備法に基づく法律、これにつきましては
三千八百七十七億円、こうして支援があって、それは多くのローカル線を抱えるJR九州の完全民営化、そのために、鉄道ネットワークの維持向上に資するために出されたんですよね。でも、その三千八百七十七億円は、二千二百五億円、五八%が新幹線に投入されたんですよ。鹿児島ルートの新幹線に一括先払いして出されたんです。
○赤羽国務大臣 このときの委員会の発言の立場はもちろん提出者でありますし、今は国土交通大臣、立場は違いますけれども、その思い、ローカル線といえども生活の足となっているケースが多いのででき得る限り復旧をしたいというのは、これは私の思いだけではなくて、地元の住民、自治体の皆さん、また鉄道事業者もそうだと思っております。
地域社会の福祉社会の構築、今後の日本の高齢社会を見通すという意味では避けて通れない大きな問題でございまして、現在の限られた予算の中でどういうふうに予算を分配するかというのは大変厳しい状況にあると思いますけれども、これからの福祉社会の中での投資ということを考えますと、単にバス会社への支援というだけではなくて、バス会社、それから鉄軌道、いろいろなローカル線、そういうものを組み合わせて地域をどういうふうに
株主の意見の中に赤字であってもローカル線を生かすべきだという議論があればいいですけれども、どうしても今、利益誘導ということになればそこのところは切り捨てられてしまう。
今後大きな被災があるたびに、赤字ローカル線は、これはもう復旧しても存続できないという理由をつけて廃線になってしまうという懸念があります。 私は、ネットワークの中で、これは被災ですから、災害によって被災された鉄道というのは、これは政治の責任、事業者と一緒になってやはり復旧すべきだ、これがまず筋だと思っているんですけれども、被災鉄道の復旧と政治の支援という点で先生の御所見を伺いたいと思います。
これも本当にしっかりやっていただきたいなというふうに思いますし、あと、地方の鉄道、私鉄に対して、あるいはローカル線に対しても、大臣からも代替輸送の費用等については踏み込んだ対応を政府としてもしていくという御答弁ありましたけれども、是非、地方の皆さんにとっては、地方の私鉄、ローカル線は重要な移動手段の一つだというふうに思っておりますので、しっかりとした政府としての対応を求めていきたいというふうに思っておりますので
ただ、私は、それとは別に、先ほど古川さんの答弁でもお答えしましたが、大体、ローカル線の場合、高校生の通学とか高齢者の通院のことが多いので、そういうところは経営状況が大変厳しいローカル線が多いものですから、そこについては、今まで国の支援ということはありませんでしたので、今回しっかりと取り組まなければいけないということを考えています。
今の鉄道の代替輸送の件でございますが、この上田電鉄もしかりですし、また、私も、水戸から郡山に行く水郡線というのがあって、ローカル線がやられているケースというのはやはり何か対策を立てなければなかなか難しい、御指摘のとおりです。
これもやはり、主にローカル線、地方路線の話だと思うんですが、例えば、その法的な整理はしていただいていると思うんですが、トラックをホームの脇にちゃんとつけられて、そのまま荷台の高さで荷物が出せて、列車のホームにそのまま滑り込ませることができるなんということができれば、なおいいんじゃないかなというふうに思いますけれども、そういったことをぜひ強力に推進をしていただけないかなと思っておりまして、御所見を伺えればなと
しかし、一方で、こうした、私もローカル線を乗っていると、電話が切れたりWiFiが切れたり、いろんなことも生じているというのも現実でございます。こうしたいろんなソフトをいかに利便性を高めて、訪日外国人の方が来て、この日本のすばらしい自然や文化、そして伝統、食、こうしたことを満足して帰ってもらわなければなりません。
私の地元にも、諫早市から島原外港までを結ぶ島原鉄道というローカル線がございます。この島原鉄道も、残念ながら二〇〇八年に、島原外港から南の南島原方面約三十五キロについて廃線となってしまいました。それ以来、この廃線部分はバス路線で代替されています。今、島原鉄道は、経営難もあって、長崎自動車株式会社というバス会社の傘下に入ってございます。
国民の財産を切り売りをした経過、あるいはローカル線はなくなりませんと言って国鉄解体を強行したその政治を忘れてはならないということを指摘しておきたいと思います。 赤字のローカル線で災害復旧の遅れが目立ちます。私が訪れただけでも、JR北海道の日高本線は二〇一五年一月から、JR東日本の只見線は二〇一一年七月から、JR九州の日田彦山線は昨年七月から不通です。
○赤羽委員 宮本議員が御指摘のように、現行法では、復旧するかどうするか、廃線にするかというのは、鉄道事業者が最終的に判断するというこういう整理になっておりますが、地元自治体や地元住民はもとより、鉄道事業者も、地域の生活の足である、ローカル線といえども、鉄道事業を復旧したいという思いは強くあるわけであります。
今後は、鉄道事業者が赤字であるか黒字であるかを問わず、災害で被害を受けた赤字ローカル線を支援することが可能となりますので、議員御指摘のとおり、地域公共交通の維持につながるもの、このように考えているところであります。 以上であります。
ということは、恐らく人口が多い福岡市とか、そういうところですとノンステップとかいろいろなバスが導入されておりますので、どうにかなるんでしょうけれども、恐らく地方のそういったローカル線、特に赤字線と言われるところなんか、そういうバスはなかなか導入ができないんじゃなかろうかなと思うんですね。